2008年4月22日火曜日

欲望という名の自転車

最近ちょっとバイク熱に犯されている。
それも他力のバイクではなく自力のバイクに、である。
その予兆は"モンク"で既に始まっていたのかも知れない。

以前、六甲山アタックを懸け、呆気なく敗退するということがあった。とてもじゃないが上れる気などしやしなかった。
そんな話をマスターにするとロードの方が遥かに楽だと聞かされた。その時はフーン、でも金無いや、としか思っていなかった。2、30万以上のバイクでなければ大したモデルも無いであろう、と思っていた。

そしてあるとき、クロモリのフレームについて調べていると"こんなもの"があった。
へぇ、意外とピストって安いんだなぁ、と思った。
しかし、同時に神戸でシングルなどあり得ないよなぁ、とも思った。

いや、もしかしたらピストでヒルクライムをやっている人がいるかも知れない、とググると"こんな記事"を見付けた。

実に興味深い。だからといって試してみるという無謀なことはしない、それぐらいの思慮は持ち合わせている。

そこで次にクロモリのロードを探してみた。"GIOS AIRONE"。実売は90kを切るようだ。GIOSのカラーはあまり好きではないが、このクロモリのスマートさは素敵だ。たとえ錆びようが、重たかろうが魅力的だ。急速にロード熱が上がってきた。うなされてくるようになった。

ロードを手に入れた暁には、次はピストであろうか。
ピストを選ぶとしたら"Cannondale CAPO"。リアの向きを入れ換えるだけで固定、フリーを切り替えられるギミックが何とも素晴らしいではないか。

あぁ、先立つものがないというのに欲望と妄想だけは尽きない。