2008年5月8日木曜日

SCHWALBE MARATHON(シュワルベ マラソン)

ところで俺のタイヤを見てくれ、こいつをどう思う?

セミスリック1.95からシュワルベ マラソン1.75へ交換。
ギアひとつ分軽くなった気がします。

2008年5月2日金曜日

おめっこさん

92km(内25km山岳区間)

最近の怠け癖を振り払うためのポタリング。自力のバイクで遠出するのは何ヶ月ぶりだろうか?
箕面の山を登り猿と戯れるか、明石の浜辺で蟹とたはむるか、最後まで迷ったのだが、結局明石へと向かう事にした。
時刻は既に9時を廻っている。8時には出ようと思っていたがウダウダしすぎてしまっていた。慌ててバイクを担ぎ出し、西へと向かう。最初の目的地は"駅前"、そこで朝食を摂るつもりだ。

流石にこの時間ともなると通勤ラッシュは過ぎており、国道も順調に流れ走りやすい。風はまだ冷たく、仄かに温もる身体の芯を冷ましていく。汗はさほどかかない。そんな絶好のポタ日和であった。
高松線を南に折れる。程なくして中央市場に着く。例え平日であろうと昼時には行列を成すこの店も私以外に客はいなかった。新鮮な海鮮を堪能し、二国へと再び戻る。

微かに潮の香る須磨海岸沿いの道。車線は8車線から2車線へと急激に幅員を狭めていく。車の流れに乗るためギアを上げ、ケイデンスを増した。額から顎を伝い、汗が滴り落ちていく。緩い登りを越えていくと眼前には瀬戸内の海が広がる。今日は黄砂も降らず、淡路までもがハッキリと影を浮かべる。

心肺については心配ないのだが、右膝に軽い痛みを感じ、水分摂取と併せて大蔵海岸で休憩を取る事にした。水分を摂りながら考えを巡らす。この先何処へ向かう事にするか?淡路へと向かうか?加古川へと向かうか?それとも三木へ行くか?明石に来たからには玉子焼を食べるべきか?そんなことを考えながらの小一時間、汗により湿り気を帯びたウェアは急激に身体を冷やしていった。

玉子焼を食べ終え、R175を北に進む。結局のところ、三木に向かい、去年行き損ねた雌岡山に登ることに決めた。
幾つかの神社、それと一つの寺を廻り、古本屋にてサクリファイスを、ほうらく堂にて花かすてら(¥126)を購入する。

雌岡山をバイクを担ぎ登る。一歩また一歩と登る度にクリートと砂利が擦れる不快な音が耳に障る。そして底が硬く返らないシューズからは一々踵が抜ける。100mにも至らない高さと500mほどの距離。トレラン用のシューズであれば走り登り、10分もあれば登り終える、そんな小さな山がやけに辛い。

山頂の神出神社(かみで)にて水分とエネルギー補給。山頂の自販機は全て10円ずつ高く設定されてはいたが、ジュースを買い損ねてきた身としてはあるだけで嬉しかった。ベンチに腰掛け、花かすてらを頬張る。かすてらに包まれた白あん、シナモンが香る。SUPER H2Oを飲み干す。そしてサクリファイスを読む。これが面白く読み入ってしまうが、吹き付ける風に身体が冷やされ早々に退散。ダートを下る。

山岳ゾーンに差し掛かり、ハンガーノックを喰らいそうだったのでコンビニにて再びのエネルギー補給。なるべく高カロリーそうな物を選び(薄皮クリームパン5コ入り645kcal)水分も追加する。本日2.5lめになる。それでも全て汗で排出されるため、相変わらずトイレに用はない。

ルートを間違え、鈴蘭台に出るつもりが衝原湖に出てしまった。持参の古い地図を信用せずに道路標識を信用すべきであったが、今更遅い。
ついでに六條八幡神社に寄り、地図を眺める。なるべく楽なルートで考えるが、やはりR428を辿るべきであろう。

小部峠を越えてからはひたすら下りが続く。先行するダンプのペースが遅く、度々ブレーキを懸けなければならないのが苛つく。天王谷より旧道へと逸れ、漸く自分のペースで走ることが出来る。ダンプを見上げながら、前に出られたら良いのだが、と思うが全ては合流の信号次第だろう。他力のバイクでも結局はそれ次第なのだから。
出口に近づき、減速する。それと共に本線の車の列も減速を始める。信号は青、珍しくツイていたということだ。

膝が軽く痛む。漕げないほどにはならなかったのが幸いだ。アクシデントの所為とはいえ、いきなりの90kmオーバーはやり過ぎだ。
しかし、これだけ走ったのに乳酸はあまり溜まっていない。無理をせずにきたのが良かったのかも知れない。
一つ驚くべき事はこれだけ漕いだ後なのに脚が軽い、ということだ。思わずインナーに入っているのかな?と思うほどであった。



雄岡山(おっこさん)241m
雌岡山(めっこさん)249.5m

平野八幡神社
鎮座地:神戸市西区平野町慶明184
電話:078-961-4778
受付時間:10:00~16:00(不定休)
創建:白鳳四年(654)九月十五日
祭神:玉依姫命、足仲彦尊、誉田別尊、気長足姫命、大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)
氏子:下村、向井、福中、芝崎、大野、慶明、玉津町田中、居住、小山
本殿:流造銅板葺六坪(M29.9)
拝殿:入母屋造十二坪二合六勺
門守:三坪
能舞台:十坪


春日神社
鎮座地:神戸市西区平野町宮前字宇留山57
春日神社元宮
創建:用明天皇二年(587)二月十五日
式内社

神出神社
鎮座地:神戸市西区神出町東字天王山1180
祭神:素盞嗚尊、奇稲田姫命、大己貴命
旧社格:郷社