2010年10月5日火曜日

ドンデン山ヒルクライム(梅津ルート)



距離:12.9km(上り:11.7km 下り:250m)
最大標高差:848m
平均斜度
上り:7.2%
下り:1.6%
Time:retire(2h 06min休憩、歩行含)

早朝。81号線へと曲がる交差点の手前。そこに掲げられた電光掲示板は、ドンデン山山頂より入川方面の全面通行止を告げていた。
今日の予定では梅津からドンデン山を越えて入川に入り、海岸線を辿って小木港まで走るつもりだったのだが、いきなりのつまずきだった。

81号線へ入り坂を登っていく。梅津の集落はちょっとした高台になっており、そこを抜けて下ると、のどかな田園風景が拡がっていた。
川沿いに続く道。その先には大佐渡山脈が悠然と横たわっている。あの辺りがドンデン山だろうか?あんなとこまで登らなければならないのか?そんなこと考えただけで気が滅入ってくる。大体、ヒルクライムなんてシンドイもんは、そんなことを真剣に考えながらやってはダメだ。あと何百mだから何分くらい登らなければならない、なんて考えながらやっていたら、根性無しのボクなんかは、やっぱやめとこ、なんてすぐに諦めてしまう。何も考えずに鼻歌を歌うくらいの軽い気持ちでないとやってらんない。実際、ひたすら山を登り続けているときには、なにかしらの歌のフレーズが延延と頭の中で繰り返されている。それは山下達郎の"ヘロン"だったり、COMPLEXの"恋をとめないで"だったりで、何でその歌が突然浮かんできたりするのかは謎でしかないのだが、一度それが浮かんでくると思考はそこで停止される。無我の境地に近づいているとでも云うのだろうか。修験僧が苦行を積んで悟りを開こうとするのに近しいものがあるのかも知れない。ちなみにこの時は、アルプスの少女ハイジの"おしえて"だった。

山腹に点在する採石所を越えると、山道は急激に幅を狭め、それと同時に10%を越えるほどの急坂となった。距離こそ短いのだが、心を折るには十分な長さだった。なにより2リッター入りのお茶が、ボクの脆い腰を破壊していった。
坂を登り切るとそこはアオネバ渓谷の登山口であった。MTBを降り、お茶を浴びるように飲んで重量を減らす。先に続く道は緩く、そこからは少しは楽になりそうな様相を呈していた。流れ落ちる汗を拭い、折れた心を繋ぎ、"おしえて"を歌いながら、再びバイクに跨った。

そこからの道は先程までに急な坂はない。標高410m、570m辺りにあるフラット区間で足を休ませながら順調に上り続けていった。
遠く望む金北山こそ真っ黒な雨雲に覆われてはいたが、日本海と加茂湖に挟まれ、細く拡がる両津の街の美しさが気持ちを癒していった。

このままなら、最後まで行けそうだな、なんて淡い期待はあっけなく裏切られることとなった。山頂が近づくに連れ、舗装はアスファルトから亀甲印のコンクリートへと変わっていったのだった。このコンクリート舗装がクセもんだった。それはダートを漕いで登るほどに脚を消耗させていった。そして、牧草地へと向かうヘアピンを越えて迎えた10%程の勾配。もはや、ダンシングをするだけの気力も脚も残ってはいなかった。
もう、止めても良いよな、ひとりごちる。もう、限界だった。クリートを外し右足を伸ばす。爪先が路面に触れる。しかし、膝には力が入らず、そのままバイクを抱え込みながら倒れてしまっていた。

ヒルクライムをするなら、入川ルートの方が遥かに楽である。距離が長い分、勾配も一定に緩く、山頂までコンクリート舗装もない。沢沿いを伝う道は涼しく、体力の消耗も少ないだろう。ただ、牛糞が有り得ないくらいに撒き散らされているので踏まないように注意しなければならない。あと、土砂崩れのため、2010年8月現在、全面通行止である。

------------- おもいがき -------------

フェリーではバイクを輪行袋に入れると手荷物になるので片道1,000円くらい安くなります。



2010年9月15日水曜日

友ヶ島

和歌山県和歌山市深山
距離:7.4km
(上り:3.6km 下り:3.3km)
最大標高差:111m
平均斜度
上り:7%
下り:7.5%
獲得標高:250m



三度目の正直で、ようやく友ヶ島へと渡ることが出来ました。
初めて渡ろうとした時は、友ヶ島汽船が火、水曜運休だということを知らずに渡れず終い。二度目は、GW中は自転車は乗せられません、と乗船拒否に遭ったのでした。
事前に調べてさえおけば、そんな目には遭わずに済みそうなのですが、いつも行き当たりばったりで予定を組みますので、こんな目にばかり遭ってしまいます。もちろん今回も、近くまで来たから渡ったろかな、くらいの気分でした。しかし、苦節三年の念願が適ったのですから、喜びはひとしおです。

今回の基本方針は、沖ノ島をバイクで一周すること。それから虎島へと渡り、観念窟、序品窟を巡ること。ただし、ビンディングシューズしか持ってきていないので、無理はしないこと。この三点です。これもまた、船を待つ間、パンフレットを眺めながら決定した予定です。
大人往復2,000円の運賃と20kg以下小荷物代800円を払い、船に乗り込みます。

テンキセイロウナレドナミタカシ。
ボクは船が苦手ですので、甲板に出たまま遠景に目を遣り、短い航海を過ごします。パンフレットに依ると、潮の加減に因っては虎島へ渡れない場合が有ります、とのことなので、特にその辺りを注視しながらの船旅です。なんとか、渡って行けそうだな、って感じの潮位でしたので、真っ先に虎島へ向かう計画に決定しました。

大阪で知り合ったコから、ヒールで行ったら、めっちゃしんどかったわ、って話を聞いていましたので、あまり整備された道ではないんやろな、とは思ってはいたのですが、予想以上でした。まんま山道でした。ちょっと、なめすぎていました。ボクはスリックを履いて行っていたので、急坂では空転したり、雨水によって刻み込まれた浸食にはまり込んで、吹っ飛ばされそうになりました。ここは、ブロックを履いていくべきでした。

深蛇池へ向かう道とかの枝道を除けば、MTBで走れる道ばかりなので、バイク乗りでしたらMTBを持って渡ることをオススメします。
ちなみに、現在、桟橋から第二砲台方面への道は土砂崩れにより通行禁止となっておりますので、沖ノ島一周は出来ません。あと、懐中電灯を持っていくと、色色と面白いと思うよ。

"友ヶ島砲台群
友ヶ島砲台群は「フランス式布陣の5箇所の砲台からなり、発電施設など明治20年代当時の多方面の最先端科学技術の粋を結集し、それを今に伝える貴重な文化財。弾丸、弾薬庫を含めた大半の施設は地下化されている。周辺の深山砲台,加太砲台(ともに明治30年代建造)とともに由良要塞を構成している。日清戦争以前の明治期日本の四砲台(東京・対馬・下関・由良)の一つであり大阪城、姫路城、五稜郭などと同じく専守防衛の施設である。」
「先人の偉大な発想・技術・努力」や綿々と続けられてきた維持、管理に敬意を表して、その意義やすばらしさを多くの人々に伝えることを目的として、友ヶ島にある5ヶ所の砲台が土木学会選奨土木遺産に認定されました。これは、2000以上の全国の近代土木遺産のリストのなかから、選奨して顕彰されたものです。"

"友ヶ島第3砲台跡
友ヶ島第3砲台は、島内の他の第1砲台・第2砲台・第4砲台・第5砲台・虎島砲台とともに、明治政府が紀淡海峡防備のため、由良地区(淡路島)、友ヶ島・加太・深山地区(和歌山市)に築造した由良要塞の一つの砲台です。

友ヶ島第3砲台の概要は、次のとおりです。
●着工(工事の開始) 明治23年(1890年)10月
●竣工(工事の完成) 明治25年(1892年) 5月
●備砲(大砲) 28センチ榴弾砲 8門 備え付けは明治28年(1895年)9月から始まり、明治29年(1896年)6月に完了。
●主(首)線 (大砲が向いている方向) SW(南西)35度
●射界 (射撃のできる範囲) 360度
●砲座 (大砲を据えて置く所) 4つの区画に各2砲座 計8砲座 (1砲座の直径3.5m)
●大きさ 横幅180m 奥行き60m"
参考サイト




2010年9月14日火曜日

カスタム

大分くたびれてきましたので、サドルとペダルを交換しました。

サドルは以前使っていたヤツが、股擦れするので、細身で堅めのモノを、と"SELLE SANMARCO"の"PONZA Power"
ペダルは見た目と泥詰まりナシ、の"Crank Brothers"の"egg beater c"を選びました。

"PONZA Power"は、ケツに張り付くような座り心地で、パワーロスが減り、快調な漕ぎ心地。ただ、会陰部への刺激強めで、長距離は辛くなってくるかもしれません。実は、同時に交換した"egg beater c"の感触が良くない、というか、セッティングが決まらない、というかで、あまり長距離乗っていないので、その辺りはなんとも分からないのであります。
"egg beater c"は、四面何処でもキャッチできる、というのも売りなのですが、明らかに填める個所により漕ぎ心地が変わります。気持ちよく漕げるのは、半数の二個所といったところでしょうか。他のところに填め込んでしまうと、遊びや異音によりガンガンいったれ、って感じにはなりません。また、ぬるっとした外し心地も気持ちよくなく、なんだかなぁ、って感じ。まぁ、慣れなのかもしれませんけど。
SPDなら、どんなアクシデントに於いても無意識のうちに外せたクリートが、このビンディングでは、とてもじゃないけど外せそうな気がしません。次回はまたSPDに戻すかもなぁ、ってな感じです。まだ、ダートは走ってないので何とも云えないっすけどね。サドルは200km以上走ってみて痺れるようなら、かっこ悪いけど、スケベ椅子にでもしてみましょかね。

2010年9月13日月曜日

琵琶湖サイクリング@摩耶山ヒルクライムクラブ



マキノまで輪行っす。カタカナの町とか看板が立っておりますが、今どき珍しくないっすね。南アルプス市とか、南セントレア市とか、ペンギン村とか、とかとか。

いきなり本日のメインイベント。その名もメタセコイヤ並木。延長2.4kmあるそうですが、途中から入りましたので500mくらいしか走ってないっす。残念!

滋賀は酒処っすね。吉田酒造さんに立ち寄ります。

熊地きくゑさんの鯖寿司弁当(750円)。焼鯖、ギャザリングウマス。ギャザリングってなんすか?

泳ぎます。気持ちよさそうに見えますが、意外と温いっす。キリッと冷たいんを期待していたんすけどね。

いつも通りの打ち上げっす。

2010年9月12日日曜日

吉野山ヒルクライム(脳天大神ルート)


r15登山口 - 脳天大神 - 林道南谷線 - r257 - 大日寺 - 金峯山寺 - 吉野神宮 - r15登山口
距離:12.5km
獲得標高:295m

r15登山口 - 脳天大神 区間
区間距離:3.5km
最大高低差:110m
Time:10'21"

道、間違えちゃいました。
最初の集落にあるT字路を、お山の方角は右だから右、っと曲がったら、違っていました。脳天大神さんに出ちゃいました。
脳天大神さんを参拝。お下がりのゆで卵でカロリー補給を済ませ、林道南谷線を上ります。ほぼ全線フラットダートなので、MTBでは何の問題もありませんでした。
次回こそは間違えずに、左、ですね。

2010年9月11日土曜日

琴弾公園

観音寺 - 琴弾八幡宮 - 七宝山持宝院本山寺 - 丸亀

最大高低差67m
走行距離 39.1km

結局、チューブは見付かりませんでした。
そこで、最終手段を試みます。修理セットと共に購入しておいた瞬間パンク修理剤(¥300)の出番です。それは蜘蛛の糸よりも細い最後の頼みの綱でした。
まずは説明書を読みます。基本です。もうこれ以上失敗はしたくありません。

"英式バルブ専用です"知っています。フレンチバルブアダプターを使って無理やり入れます。"約15秒間よく振ってください"念のため多めに振っておきます。"必ず下向きでご使用ください"もちろん従います。
ノズルの先端をアダプターに差込み、強く押し付けます。アダプターとバルブの接続部から真っ白な泡がモリモリ漏れてきやがります。角度を微調整しながらさらに強く押し付けますと、さほど漏れずにチューブが膨らみ始めました。圧の確認はできませんが、指で強く押しても凹まない位の硬さになっております。
"タイヤが膨らんだら200~300m走行してください"軽やかに走ります。空気の漏れも感じられません。とは言っても、あくまで応急処置ですので無理はしません。観音寺まで輪行し、電車に並行して走るように高松を目指しました。

当初は快調そのもの。パンクしていないって素晴らしい、と思いながら順調に距離を稼いでいましたが、丸亀まであと数キロという辺りでゴツゴツとした振動を感じ始めました。確かめてみますと明らかに抜けてきておりました。空気を入れようにもバルブ自体も塞がれてしまっているため、全く入りそうにもありませんでした。
結局のところ、高松行きは諦めざるを得ず、丸亀止まりとなりました。それでも40kmも走れたのですから応急処置としましては十分です。保険としてカバンに忍ばせておきたいと思います。

2010年8月4日水曜日

初めてのパンク

瀧雲山太山寺 - 松山市内

最大高低差 41m
走行距離 8.6km
歩行距離 27.1km

本日の予定では、海沿いのR378を抜け、佐多岬のワインディングロードR197で一汗かき、三崎からフェリーに乗る。それから佐賀関で関アジ関サバを堪能して、大分にてとり天を喰らうはずだった、のだが。。

ぶっすり、と、いっちゃいました。シュワルベマラソンはパンクするはずがない、と思っておりましたので、修理セットを持ってきておりませんでした。
場所は松山市街地を避けるために選んだr22。歩いて街まで戻れるというのは不幸中の幸い。
時刻は午前六時。修理セットを置いている店は、SHOP99かLAWSON SHOP100くらいしか開いていない時間というのは不幸中の不幸。
三津方面へ戻れば、コーナンが在ることは分かっておりましたが、開店まで少なくとも3時間は待たなければなりません。それならばいっそ、市街地へと向かい、LAWSON100を探した方が賢いのでは?幹線道路沿いを歩けば、ホームセンターや100均のひとつやふたつ、すぐに見つかるだろう、と思っておりました。
しかし、全く見つかりません。それらより先に、ネッカフェを見付けましたのでググります。松山市内には、SHOP99やLAWSON100は存在しないということが分かりました。萎えました。九州は諦めました。松山観光へと切り替えました。

ダイキの開店まで、松山情報を収集しながら時間を潰します。
そして、パンクの修理です。上手くいきませんでした。
こんなん、5分で終わるわ、楽勝楽勝、と思っていたのですが、甘かったのでした。
ボクは、559のホイールに無理矢理1.5inchのタイヤを履かせています。これは圧が掛かっている間は良いのですが、空気が抜けると勝手にビードが落ちてしまう、お手軽交換仕様なのです。その圧が下がった状態で何kmも押し歩いた所為なのかどうかは定かでは在りませんが、あちこちに小さな小さな穴が増えておりました。そして、その全てを見付けるのは不可能でした。要チューブ交換です。そこから悪夢の26inchフレンチバルブを探す旅が始まったのです。

------------- おもいがき -------------
松山市街地には、26inchフレンチバルブを置いている店は在りません。最近出来たスポーツデポが充実してますよ、と自転車屋さんで教えて貰いました。

鯛めしとは、東予、中予地方(松山、今治)の鯛と松山あげに代表される乾燥した揚げを炊き込んだものと、南予地方(宇和島)の鯛の刺身を載せ、出しをかけた鯛茶漬けなものの二種類があります。